【パクリ疑惑】噂のタピオカのテーマパーク「東京タピオカランド」は実は著作権違反!?
東京は原宿駅前の商業施設「jing」内に、タピオカのテーマパーク「東京タピオカランド」が8月13日~9月16日の期間限定でオープンするとのことで話題になっていますが、この東京タピオカランドについてとある噂が立っています。
それは、
東京タピオカランドはパクリではないのか
という疑惑です。
つまり東京タピオカランドは著作権違反ではないのかとの噂が立っているのです。
この話についてとあるツイートを発見しました。
この露骨なパクリはちゃんと炎上してくれないと嫌だな。
— 🅗🅐🅨🅐🅣🅞 🅘🅘🅓🅐 (@phatosama) July 16, 2019
あと既存のフォント勝手に加工してるのに商標とってるのも怪しい。
萎れたモヤシみたいなTを作るスキルで他の文字を作れるわけない。
先人達が築いたタピオカ文化とデザイン文化に我が物顔でタダ乗りするモラルハザード。 pic.twitter.com/9KOxTPrkfw
この方がツイートされているように、「東京タピオカランド」はパクリなのか、今回は個人的調査でその真相を突き止めたいと思います。
なぜ「東京タピオカランド」のパクリ疑惑が発生しているのか
これは先ほど紹介したツイートにも書いてあったようにデザインの問題です。
さらに言うと、フォントの問題です。
下の写真はタピオカ専門店「Tapista」のデザインに使われているものであり、こちらはホームページをキャプチャしたものです。
それに対し、パクリ疑惑が浮上している「東京タピオカランド」のホームページをキャプチャしたものが下の写真です。
素人が見てもそのフォント、デザインがよく似ているように思えますよね。
画面下に表示される「SCROLL」までそっくりです。
このフォントやデザインがパクリではないのか、著作権違反ではないのかと噂になっているのです。
フォント・デザインの著作権について
フォントやデザインの著作権についてですが、文字の形そのものである字体(フォント)と、それが特定の様式や傾向によって形成された書体(タイプフェイス)は、著作物ではないとされています。
以前、ビールのメーカーとして広く知られているアサヒが自社のデザイン書体をパクられたとして訴訟を起こした事件がありました。
(https://copyright-topics.jp/topics/fonts-and-typefaces/より)
しかしこの訴訟は、「Asahi」のロゴの文字はデザイン的な工夫が凝らされたものではあるが、美術の著作物と同じくらいの美的創作性が感じられるものではないため、著作物と認めることはできないという判断が下され幕を下ろしたのです。
フォントの著作権については下記のサイトに分かりやすくまとめてあるのでぜひこちらを参考にしてください。
では一体どのような時にフォント明確にが著作物として認められるのか。
それはフォントが商標登録、意匠登録されている場合です。
結論:「東京タピオカランド」はパクリなのか
ではここからは「東京タピオカランド」がパクリなのかということについての結論をお話ししていきます。
※あくまで個人的な調査で個人的な結論であるということをお忘れなく※
調べたところ、「Tapista」は商標登録してあったため、「Tapista」のフォント・デザインは著作物として認められます。
「東京タピオカランド」のパクリ疑惑の結論は、
冒頭で紹介したツイートの意見と同様、パクリの可能性は大きいと思います。(あくまで可能性ですので信じるか信じないかはあなた次第です)
今回の「東京タピオカランド」のデザインを作るにあたって「Tapista」に許可を取っていれば問題はないのでしょうが、そこがはっきりしない部分です。
もしかすると「東京タピオカランド」と「Tapista」に何らかの関係があるのかもしれませんし、ここははっきりとは明言できない部分です。
しかし個人的に調べたところ、「東京タピオカランド」の商標登録は確認できませんでした。
期間限定のタピオカイベントとして注目が集める「東京タピオカランド」ですがパクリ疑惑は晴れないままです。