僕がバイトをクビになった話。

学生の方は特にバイトをしている人が多いと思いますが、何のためにバイトをしていますか？

旅行、遊び、学費、趣味・・・・・

目的は様々だと思います。

僕は学生ですので僕もバイトをしています。

僕は今現在、日々ブログを書いているのですがブログを書くようになったのはあるきっかけがあったからなんです。

そのきっかけというのが、

バイトをクビになったこと

なんです。

まあ情けないことなんですが、これが大きな契機となりました。

僕がバイトをクビになった話

「今日限りで解雇ということになるから」

そう告げられて僕はある日突然バイトをクビになりました。

そのバイトはそこそこ長く続けており、職場での立ち位置も高くなり、社員さんにもバイトの後輩たちにも信頼されていると思っていました。

だからまさか自分がバイトをクビになるなんてことは絶対にありえないと思っていたし、考えたこともありませんでした。

だけど実際はそんなことはなく、”その日”は突然やってきました。

これは僕が悪かったのでクビになったことには不満はありませんし、当然のことだったとは思います。

しかし、遊ぶのも学校の友達よりも圧倒的にバイトのメンバーと遊ぶことが多かったですし、悩みの相談などもほとんどバイトの人たちにするなど、そのバイトはもはや僕の学生時代の中心となっていました。

なのでクビになった直後は喪失感はすごかったですし、本当に学生時代で一番大事なものを失った気がしました。

何をするにしてもやる気は出ないし、何をしても楽しくないという時間が一か月ほど続きました。

しかし、その一か月の間にボーっとですが色々なことを考えているとあることに気づきました。

バイトをクビになって気が付いたこと

バイトをクビになってから一か月間考えて僕が気付いたことは、

雇われて働く不自由さ

でした。

念のため言っておきますが、これは別にバイトや会社員など雇われて働くのが悪いと言っているわけではありません。

現に僕もバイトをしています。

しかし僕はやはり雇われて働くことに不自由さを感じました。

というのも、僕が悪いことをしたとは言いましたが、確かにお店のルール的にグレーなことはしたのですが、それはお店のことを思ってしたことでした。

自己満足だ、と言われてしまえばそれまでですが、良かれと思ってしたことで今まで生きがいとしていたような充実した環境が一瞬で失われてしまったのです。

僕の場合は充実感を感じていた職場を失ってしまったわけですが、これが社会人になると今の幸せな生活を失うことになってもおかしくはないんじゃないでしょうか。

さらにバイトの時給は900円や1000円ぐらいなわけで、月に100時間働いたとしてやっと10万円稼げるかどうかぐらいな額です。

これは学生で一人暮らしをしていたらとても自由に使えるお金が残るほどの額ではないですし、バイトよりは多額の給料をもらえる会社員であっても大人のスケールの生活（家賃や食費、携帯電話の料金など生活費の全てを自分で払う）ではお金に余裕がないということは十分にあり得るのではないのでしょうか。

それに加えて、もし何かスキルが身につくような仕事でなければ、ただお金を稼ぐ作業として時間を浪費することになってしまう。

実際、一時間を1000円で買えると言われたら買いたいと思いませんか？

バイトとはそのぐらいの安い値段やそれ以下で自分の貴重な時間を売っているのと同じなのです。

・いつ今の仕事を失うか分からない

・お金に余裕がない

・自らの時間を安売りしている

これってすごい不自由なことだと感じませんか？

環境を変えれるのは自分しかいない

僕の家は裕福ではなく、どちらかと言えば貧乏な家でした。

学生生活では一人暮らしをしていますが、仕送りは当然なく、奨学金も借りたうえで全て自分のお金でやりくりしています。

そんな中、周りの友達は仕送りなど親からお金をもらって生活をしているのでバイトもあまりせず、遊びも旅行もよく行っています。

正直周りのそのような環境はうらやましかったですし、僕も一時期貧乏であるということを認めたくない故か、周りに負けじと遊んだり旅行したりしていました。

しかし親からお金をもらっていない僕がお金をもらっている友達と同じように遊んだら当然ですがお金は無くなってしまうのです。

そうして苦しい生活をしていた時、何度も”僕の家もお金持ちだったら・・・”と思うことがありました。

しかし、実家が貧乏であるという事実は変えることができない。

ではどうするのか？

自分が変わるしかない

当たり前なのですが、気付いて行動に移せる人は少ないんじゃないでしょうか。

僕の場合だと、以前のようにただバイトをしてお金を稼いでそのお金で遊ぶだけではお金のないという劣等感をぬぐうことはできないと思ったのです。

周りが遊んで楽しんでいる間、僕は苦しいけど自分でお金を稼ぐ努力をしようと決心しました。

周りは遊びや旅行でい”今”に時間やお金を投資していますが、僕は自分の力でお金を稼げるようになる力を付けるために時間やお金を”未来”に投資しようと考えたのです。

周りと同じことをしていても環境を大きく変えることはできません。

環境を変えれるのは自分しかいない

これもバイトをクビになったことで気付けた大きなことの1つでした。

さいごに

僕がバイトをクビになって気づいた雇われて働く不自由さをまとめると、

・いつ今の仕事を失うか分からない

・お金に余裕がない

・自らの時間を安売りしている

・雇われて働くだけでは環境は変わりにくい

でした。

実際に動いてみて、それが成功するかは分かりません。

しかし動いてみないことにはそれが成功するか失敗するかは分かりませんし、動かないことには成功することなど絶対にありえません。

どんな偉大な業績を残した人であっても初めは不安な一歩を踏み出したはずです。

僕も成功するかは分からないけれどもとにかく動き出してみました。

みなさんも今一度自分のことを考え直して初めの一歩踏み出してみませんか？