「クビ」に駆り立てられた男。

凡人は最強のブランドである!「凡人」のマネジメントの仕方

f:id:mitchaki:20190701002155p:plain

こんにちは、ゆうです。

 

以前このようなツイートをしたら少し反響がありました。

 

 

僕がこのツイートをしたのにはある理由がありました。

 

Twitterを見ていると、

 

借金〇〇〇〇万円からの逆転人生!

 

月収〇〇万円の現役中学生!

 

みたいな”ブランド”を持っている人がすごく多いなあと感じました。

 

実際、「多額の借金から逆転した」や「現役中学生で月〇〇万円稼ぐ」と言われると興味をひかれるし、かつ、実績を残しているのであれば余計にその人のことを知りたくなりますよね。

 

その結果、”ブランド”を持っている人はTwitterやブログを始めてもフォロワー数やPV数の伸びがすごいです。

 

もちろん彼らも時間を注ぎ、努力をしてフォロワー数やPV数を伸ばしているのも理解していますが、そこに”ブランド”の力が強くはたらいているのも間違いありません。

 

では、僕のように「ブランドなし、実績なし」である凡人はどうなのか。

 

僕は以前の記事で紹介したように、バイトをクビになったどこにでもいるような一般的な大学生であり、いわゆる凡人です。

 

www.mitchaki.com

 

そのような凡人がTwitterやブログを始めたらどうなるのか。

 

結論を言うと、フォロワー数もPV数も伸びません。

 

しかし、

 

この「凡人である」ということがすごく重要なのです。

 

「凡人」は最強のブランドなのです。

 

 

 

”ブランド”はどのようにして作られるのか

f:id:mitchaki:20190701001132j:plain

そもそも”ブランド”がどのようにして作られているのかを考えてみます。

 

僕は”ブランド”と言うものは、「ギャップ」と「非現実性」から作られるものだと思っています。

 

「ギャップ」と「非現実性」がどのようなものなのか例を挙げながら説明していきます。

 

借金〇〇〇〇万円からの逆転人生!

 

この人の”ブランド”は「借金が〇〇〇〇万円あった時代」というマイナス要素と「今現在はしっかりお金を稼いでいる」というプラス要素のギャップにより作られています。

 

「ヤンキーだった生徒が真面目に働き出したら急に評価される」みたいな話と似ていますよね。笑

 

この「ギャップ」の大きさが大きければ大きいほど”ブランド”というものは強くなるのです。

 

月収〇〇万円の現役中学生!

 

この人の”ブランド”は、普通に考えたらあり得ないという「非現実性」から作り出されています。

 

一般的な中学生は親に学費を払ってもらって学校に通うのに、この中学生は自らの力でお金を稼ぎ、かつ、月収〇〇万円もあるのか、という「非現実性」がブランド化しているのです。

 

この非現実性が大きくなればなるほど”ブランド”は強くなります。

 

 このような「ギャップ」と「非現実性」がブランドを作り上げるのです。

 

 

”ブランド”が出来上がる瞬間

f:id:mitchaki:20190701001229j:plain

先ほど例に挙げた「借金〇〇〇〇万円からの人生逆転!」の人も「月収〇〇万円の現役中学生!」の人も、単に借金をしていたり、現役中学生であったりするだけではブランドでも何でもありません。

 

大事なのは「人生逆転」や「月収〇〇万円」といった部分のエピソード。

 

つまり、成功のエピソードがあってこそブランドが出来上がるのです。

 

成功のエピソードがあってこそ、「ギャップ」や「非現実性」がブランドとして輝くのです。

 

当たり前と思うかもしれませんが、ここをきちんと理解しておくことが”ブランド”について考える上で重要なことだと思っています。

 

なぜ「凡人」が最強のブランドなのか

f:id:mitchaki:20190701001311j:plain

ではなぜ「凡人」が最強のブランドなのか。

 

結論から言います。

 

それは「ギャップ」と「非現実性」の両方を兼ね備えているからです。

 

凡人なんだからギャップもなければ、ありふれた人間で非現実性もないって?

 

確かにそうです。

 

しかしそれは、何も成し遂げていない状態だからです。

 

凡人とは一般的に「どこにでもいる、特別何ができるわけでもない」いわゆる”普通の人”を指す言葉だと思っています。

 

言い方は悪いかもしれませんが、良くも悪くも期待されていないわけです。

 

しかしそのような人間が何かを成し遂げたとしたら。

 

期待されていない、いわゆる「無関心」だった人間が成功するという「ギャップ」と「何も特別なことができるわけない」と思われていた人間が成功する「非現実性」が出来上がるのです。

 

「ギャップ」と「非現実性」が同時に出来上がるだけでなく、好き・嫌いといった感情の中で一番悪いとされる「無関心」であった人間が成功するという、人を惹きつけるには最高すぎるギャップが手に入るのです。

 

さらにご存知の通り、僕も含めて、凡人といわれるような人は多数存在します。

 

その人たちの希望になれるのですから、獲得できる”ブランド”の力はかなり大きなものになるでしょう。

 

 ここまで条件がそろった「凡人」というブランドが最強ではないわけがないのです。

 

凡人よ、胸を張ろう

 

記事の冒頭に書いたように僕は本当にただの凡人です。

 

でもそれでいいと思っているし、それがいいと思っています。

 

手の届かないような人が成功したエピソードより、自分により近い凡人が成功したエピソードのほうが惹きつけられるし参考にできると思っています。

 

無理に背伸びする必要なんてありません。

 

僕は凡人ですが、胸を張って努力して、「凡人」というものが大きな力を持ったブランドであるということを証明してみせます。

 

最強の凡人のみなさん、一緒に凡人ブランド高めていきませんか?